『文化人・芸能人の多才な美術展』実行委員会(主催:特定非営利活動法人文化財保存支援機構、企画:ラリス株式会社)は、5月19日(火)から5月24日(日)までの6日間、全国の巡回に先立ち、三越日本橋本店(中央区日本橋室町1丁目/新館7階ギャラリー)を第1会場として、芸能人や国会議員などの美術作品を紹介する『文化人・芸能人の多才な美術展』を開催します。 白いキャンパスに各々の個性や感性を活かして自由に表現する。芸術とは特別の人たちのものではなく、それが絵であろうとオブジェであろうと、世俗を忘れさせ、疲れた心を癒し、豊かにしてくれます。 今年で11回目を迎える『文化人・芸能人の多才な美術展』は、「拡げよう文化の輪・芸術は世界を救う!」をテーマとし、現職の内閣総理大臣として麻生太郎首相の出品をはじめ、歴代の総理(福田康夫前内閣総理大臣、安倍元内閣総理大臣、海部元内閣総理大臣)、初出品となる荻原健司参議院議員(スキーノルディック複合選手/オリンピック団体戦で2大会連続金メダル獲得)や国会議員の方々、北野武、綾小路きみまろ、所ジョージ、小林幸子などの芸能人が総勢にして90名も参加し、約200点の作品を一同に展示。この11年で、過去の集大成となる数多くの作家の協力のもと、既成概念に捉われることなく自由な発想で制作されたオリジナリティあふれる作品の数々を公開し、より身近で誰もが楽しめ、エンターテインメントともいえる新しい美術展の地位を確立していきます。 特に今回は、CDのミリオンセラー、ゴールデンアロー賞話題賞受賞など、今年で芸能活動35周年の綾小路きみまろによる黄金の扇子「千客万来T・U」が出展されます。年間で150回以上ものライブで使われているもので、展示するのは初の試みとなり、文化財保護チャリティーの特別応援出品として注目。また、引田天功が3年の時間を掛け完成させた200号の大作「不死蝶」は、金、銀、真珠、ルビー、サファイヤ等の宝石類の粉砕粉を使用し表現した銀河をベースに、数百匹の蝶が描かれています。展示方法にもこだわり、壁面の色や音(音楽)等、イリュージョニストとしての空間演出を初公開します。 同美術展については、「文化財保存活動支援のためのチャリティー企画」となり、チャリティーグッズの販売やチャリティーボックスを各会場に設置し、その収益や投入寄金を文化財の保存活動支援に役立てられることになります。 ※「芸能人の多才な美術展(旧タイトル)」は、平成11年から開始し、昨年までの10年間で、延べ186万人以上の観客を動員している美術展です。第1回目は、福祉を目的としたチャリティー企画として同美術展を開催。 |