2022年8月12日
特定非営利活動法人 日本国際文化遺産協会
『文化人・芸能人の多才な美術展』実行委員会

文化財保護・救済活動支援チャリティー企画
24周年『文化人・芸能人の多才な美術展』2022開催
Entertainment Art Exhibition


25周年「文化人・芸能人の多才な美術展」2023の開催概要こちら




特定非営利活動法人日本国際文化遺産協会(理事長・松岡久美子)と「文化人・芸能人の多才な美術展」実行委員会(企画:ラリス株式会社)は、2022年8月21日(日)から8月29日(月)までの9日間、埼玉県の「越谷市中央市民会館4階(埼玉県越谷市越ヶ谷4-1-1)」を会場とし、俳優、アイドル、歌手、ファッションモデル、スポーツ選手、写真家、漫画家、国会議員などによる出展の協力のもと、総勢97名(約147点)もの美術作品を一堂に集めて公開する24周年『文化人・芸能人の多才な美術展』2022を開催します。

今回で24周年を迎える『文化人・芸能人の多才な美術展』は、多才な作品を鑑賞する機会を設けることで、創作意欲を掻き立てて芸術活動に挑戦してもらいたいとの狙いから、一人ひとりの誰もが文化の担い手になることを伝えていきます。特に本年は、いまだに収まることのない新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、人の個性を表す顔がマスクで覆われる現代の生活を背景とし、“顔は人生のキャンバス”と題したテーマを設定。第1会場の越谷市は、こうした本美術展の主旨に賛同が得られ、コロナ禍において停滞した越谷市内の芸術文化活動水準の回復と、市内の芸術文化活動を始める市民の掘り起こしをするため、共催することにしました。

本美術展は、平成11年から福祉活動支援チャリティーとして開始し、平成18年から文化財保護活動支援のためのチャリティー企画として開催。平成23年には、東日本地域が未曽有の災害に見舞われた後、風化させることなく「東日本大震災救済応援特別チャリティー企画」として展開をしてきました。その後、熊本地震などによる被害も踏まえ、平成28年からは未だ震災に伴う多くの苦しみと闘う人々と地域の復興支援を願って、震災で傷つき、壊れた貴重な文化財の修復を行う活動「文化財レスキュープロジェクト(文化庁)」を支援することとし、「文化財保護・救済活動支援チャリティー企画」として本美術展を開催。これまでの累計では、全国131会場での開催実績があり、総来場者数が約228万人を超えました。

特に今回の本美術展の見どころは、安倍晋三元総理の【追悼特別展示】を企画し、生前に制作された水彩画「あじ」「かぶ」などの作品を多数展示。2006年から本美術展に15年間出展を続けられたことへの感謝の気持ちを込めて、来場者と一緒に安倍元総理の芸術文化活動を振り返ります。
そして、他の出展作家は、仮面ライダーナイト役を演じた人気俳優の松田悟志さんによる絵画「力の大樹/CHIKARA NO TAIJU」をはじめ、SKE48と活躍中のアイドル北川愛乃さんの絵画「笑わなくても良いよ」立体オブジェ「鎖」、モデル・インフルエンサーとして多くのフォロワーから支持されている片倉ノヴァさんのグラフィックアート「icon」などが初参加となり、創造性が豊かな作品を公開。ほかにも、EXILEのボーカルのTAKAHIROさんによるデジタルアート「誇」、テレビドラマなどで子役を演じて人気を集めている女優の鎌田英怜奈さんのアクリル画「悲しいことばかりじゃないよ」などの作品も公開されます。
また、第1会場となる越谷出身でゆかりのある作家として、モデルの益若つばささんによる写真「Limiting」、元WBA王者プロボクサー内山高志さんの「ボクシンググローブ」、女優のかとうれいこさんの書「人生貴適意」、プロバスケットボールチームの越谷アルファーズの専属チアリーダーAlphaVenus(アルファヴィーナス)の絵画「バスケットボール×チアスピリットで地域を盛り上げる」、越谷市長の福田晃さんの書「大切なもの」などが出品します。
更に政界からは、内閣総理大臣の岸田文雄総理の書「閑日自長」のほか、第92代内閣総理大臣の麻生太郎さん(副総理大臣)の書「風雲育人」、元宿仁さん(自由民主党本部事務総長)の油彩画「ふる里の夏」「ふる里の秋」などの参加が決定しました。

アートは、どのような環境であっても、誰もが平等に与えられる表現の世界であり、その作品が持つ創造力は、私たちの生活を豊かにしてくれるエネルギー源となります。本美術展を通して、出品作家の創造力などから生み出された作品の数々、それら作品に込められた強い想いやメッセージを伝え、来場される皆様にエンターテインメントを切り口とした芸術に触れる感動を与えられることを願っています。

なお、本美術展は、第1会場の「越谷市中央市民会館」の会場を皮切りに、第2会場は大崎ニューシティ2号館2Fの「O(オー)美術館」での開催(9月5日〜13日)が決まっており、その後は順次、全国の美術館、博物館、国公立文化施設、商業施設、百貨店などを巡回していく考えです。

■第1会場「越谷市中央市民会館」のオープニングイベント
8月21日(日)9時30分より、越谷アルファーズ 専属チアリーダー「AlphaVenus」10名によるオープニングイベントをメインロビーで開催します。

■ご来場にあたってのお願い

  • ・新型コロナ感染症拡大により、緊急事態宣言が出た場合、中止となる可能性があります。
  • ・会場のスペースにより作品点数が全て展示出来ない場合もあります。ご了承ください。
  • ・場内混雑の場合はお待ち願うこともあります。
  • ・場内での写真撮影、複写は固くお断りいたします。
  • ・場内での携帯電話のご使用はご遠慮ください。
  • ・ご入場は閉場30分前までとさせていただきます。
  • ・新型コロナウイルス感染症拡大防止の為、会場には必ずマスク着用にてお願いいたします。
    手の消毒、検温もご協力お願いいたします。会場内で大声でお話しする事は出来るだけ控えてください。
    来場者の安全を守る為、皆様のご協力をお願いいたします。

震災復興支援文化財保護レスキュー救済活動チャリティー企画
特定非営利活動法人 日本国際文化遺産協会 理事長
「文化人・芸能人の多才な美術展」実行委員会 代表
美術評論家・アートプロデューサー 松岡久美子


美術の杜「美術年鑑 別冊」にカラー4ページで掲載されました。