『文化人・芸能人の多才な美術展』出品者の声

■SKE48 チームS 北川愛乃さん

Q1.『文化人・芸能人の多才な美術展』実行委員会

26周年『文化人・芸能人の多才な美術展』にご参加いただき、誠にありがとうございます!今年は、「国際交流と文化財復興支援」をテーマにしました。 最初に、北川愛乃さんから、国際交流や文化財復興について、ご意見をお願いします。

A1.SKE48 チームS 北川愛乃さん

はじめに、能登半島地震の影響により、お亡くなりになった方へ深く哀悼の意を表すとともに、被災されたすべての方々やそのご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
皆様の安全と被災地の一日も早い復興がなされること、そして被災された皆様の生活が1日も早く平穏に復することをお祈り申し上げます。

今回は、国際交流でインドにスポットを当てるということなので、インドと日本の文化交流の懸け橋になる様な作品の制作を目指しました。 私は、今までに福岡・大阪・愛知に住んだことがあり、それぞれの地域の魅力に触れ、日本には世界に誇れる優れた文化があると感じています。 そして、その日本の文化は、インドから悠久の歴史の中で受容し発展させてきたという事を初めて知りました。今回は、そうした点を踏まえて作品を制作したんです。

『文化人・芸能人の多才な美術展』は、年齢や立場など様々な活動をされている方々のバラエティー豊かな作品が展示されています。見て頂ける皆さんにとっても、 きっと新しい発見があるのではないでしょうか。老若男女、国や立場などに関係なく、それぞれ自由に感じて頂いて、インドや日本の文化を知り、文化交流を深め るきっかけになって頂けたら嬉しいですね。

また、会場では能登半島地震によって被災した文化財の復興支援を行う「国際交流・文化財復興支援プロジェクト」として募金箱が設置され、 「文化財レスキュー事業」への寄付が行われます。被災した貴重な文化財を救出し、修復させる事、アートの力で多くの苦しみと闘う方々へ「元気」や 「希望」を伝えるとっても大切な取り組み。私も参加させて頂き、少しでもお役に立てるのならそんなに嬉しい事はありません。一人ひとりの想いを通して、 インドと日本や世界の国々が文化の輪・芸術の力で国際交流が進み、平和になる事を願っています。

Q2.『文化人・芸能人の多才な美術展』実行委員会

北川さんの温かいお言葉がとても励みになりますね。ありがとうございます。続いて、北川さんの作品について、どのように制作したのか、エピソードを教えて下さい。

A2. SKE48 チームS 北川愛乃さん

作品タイトル「sei」

今回は、とにかく自由に楽しくを意識して描かせて頂きました。私にオファーを頂けたという事で、私も新しい事に挑戦をしたくてアクリル絵の具を使い、キャンバス画に挑戦。
初めてマチエールから作らせて頂き、初めてのカラージェッソやメディウムも使用し立体で躍動感を表現してみました。 キャンバスのサイズがF12という、私にとっては大きい作品に挑戦するのも初めてのこと。制作期間は、10日くらいでトータル制作時間は24時間くらいで制作したんです。
非常に短時間で完成できたのは、とっても自由に大胆に描かせて頂いたからですね。 どんどん描き進められて、とても楽しく描けましたよ!タイトルは、とにかく意味が分かりにくく、タイトルで作品の見え方が変わらない様に考えました。 皆さんがタイトルを聞いてどういう意味を感じるのか?作品を見て頂いて何が見えてくるのか?何を感じるのか? 100人が100通りの感覚を感じて頂けたら面白いかも!という所を目指した作品になっています。

なので、私が何を想って描いたのかを言ってしまうとそのイメージに引っ張られてしまうので、あえて秘密にさせて頂きますね。 初めての挑戦で上手く描けるのか?不安もありましたが、挑戦して初めて知ることができた事や感じた事もあり、今までの私の作品とは全く違った作品が完成しました。 失敗を恐れずに、これからもどんどん新しい事に挑戦し、新しい自分を発見していきたいと思います!

Q3.『文化人・芸能人の多才な美術展』実行委員会

素晴らしい!アートは、自由に想像しながら、鑑賞するのが楽しみの1つですよね。今後の当美術展の開催に対し、どのようなことを期待しますか。

A3.SKE48 チームS 北川愛乃さん

拡げよう文化の輪・芸術は世界を救う!をテーマとして26周年を迎えられる事、おめでとうございます。 長く続けられる事は必要とされているという事ですので、とても嬉しくてすごい事ですね! これまでの道は、簡単ではなかったと思います。私も「継続」するという事を大切にしていますし、文化の輪を広げる事、芸術の力で世界を救いたい! という考えにとても共感しています。

というのも、私は小さな頃から絵を描く事が好きで、毎日絵ばかりを描いている子供でした。 今はアイドルとしてやるべき事やりたい事が沢山あり、アイドル活動を全力で頑張っているのですが、そんな活動の中でリラックスしたり、ストレス解消したり、 絵を描く事、制作する事によって無になって頭を切り替える事が出来ています!
ですから、そうした中で出来た作品を披露する場所を作って頂ける事は、私たちにとってはとっても大切な事でかけがえのない場所となっていますので、30周年・50周年と続いて 開催して頂ける事を願っています。 今はデジタルの時代ですので、デジタルとアナログが融合する様なテーマになると、より沢山の皆さんに知って頂ける美術展になるのかなと思います。

Q4.『文化人・芸能人の多才な美術展』実行委員会

貴重なご意見をありがとうございます!今後も当美術展に参加していただきたいと思っていますので、次に出品するならどんな作品を公開していただけますか。もしくは、どんな作品制作にチャレンジしてみたいとお考えでしょうか。

A4.SKE48 チームS 北川愛乃さん

わぁ!今後、私の作品出展の事も考えて下さっているんですね!ありがとうございます。
今いくつか作りたい作品があって制作途中の作品もあるんです。オブジェが2点、絵では1点やりたいなって考えているのですが、あまり書いてしまうとネタバレになっちゃいますのですこしだけ…

オブジェは両方とも比較的大きな作品になりそうです。ですが、新しいチャレンジで作り方がわからないので材料から何を使ったらいいのか?考えている段階です。 絵は、今回の出展作品はF12というキャンバスを使ったのですが、もう少し大きな方が迫力あったかなぁと思っていますので 次回はもう少し大きなキャンバスにして、新しい手法も使いつつ1枚の絵にしたいなぁと考えています。 考えているだけで色々浮かんできて楽しくなりますね。
時間がかかる作品ばかりですので、アイドル活動の合間をみつけてコツコツ制作も楽しみたいと思います。完成した時にはぜひ出展させてください。

Q5.『文化人・芸能人の多才な美術展』実行委員会

もちろんです。楽しみにしていますね。最後に、ファンの方々へ向けたメッセージをお願いします。

A5. SKE48 チームS 北川愛乃さん

『文化人・芸能人の多才な美術展』を見に来て下さったり、興味を持って下さっている皆様本当にありがとうございます。
豪華な文化人・芸能人の皆さんの中に、私が入って良いのか?という気持ちにもなりますが、気持ちを込めて制作させて頂いた作品ですので、楽しんで見て頂けたら嬉しく思います。

バラエティーに富んだ数々の作品を一度に見らことが出来る美術展になっていますので、皆様ぜひ会場で生の作品をご覧ください。 そして皆様が心の中に何かを感じて、日々の生活の潤いや勇気になる美術展でありますように。心豊かに笑顔があふれる人間関係が世界を平和に導いてくれることを願っています。

■北川愛乃プロフィール

SKE48 チームS 所属
生年月日:2001年1月24日 出身地:大阪府 血液型:O型
2016年10月 SKE48に加入。2020年発売の26thシングル「ソーユートコあるよね?」で初選抜以降、7作連続での選抜入りを果たす。
アイドル活動のほかにアートのジャンルでも活動。
2020年9月 MBS『プレバト!!』スプレーアート部門にて“才能アリ”判定を獲得。
2021年4月にも同番組の色鉛筆才能ランキングに出演し、一発“特待生”判定を獲得。 その他NHK『沼にハマってきいてみた』ダンボールアート回のゲスト出演や、中京テレビ『次世代クリエイター、爆誕。出現電視』にて“注目のクリエイター”として紹介された。 『文化人・芸能人の多才な美術展』には2022年の初出展から3度目の参加となる。