『文化人・芸能人の多才な美術展』出品者の声

おもてちゃん

コスプレイヤーとして人気のおもてちゃんですが、今回初めて「文化人・芸能人の多才な美術展」に出品していただくことになりました。おもてちゃんの出品作のエピソードや、アートとの関わりについてなどをお聞きします。

Q1.『文化人・芸能人の多才な美術展』実行委員会

この度は、第21回『文化人・芸能人の多才な美術展』2020にご出品いただき、誠にありがとうございます。
おもてちゃんのSNS(インスタなど)を拝見すると、ファッション&ビュティーでお洒落な写真が目に飛び込んできましたが、「m_mignon」といったファッションブランドも立ち上げているそうですね。コスプレイヤーとしてはもちろん、ファッションの分野などでも活躍しているおもてちゃんに、出品作についてのエピソードや、今後の活動などについても質問させていただきます。
最初に、当美術展にご出品いただくことになった経緯や、ご出品いただくことが決定した時のご感想などを教えていただけますか。

A1.おもてちゃん

このたびは『文化人・芸能人の多才な美術展』に出展をさせて頂き、本当にありがとうございます。
お世話になっている方から、こういった展覧会があるので、作品を出展してみないか、と言われたのがきっかけです。
当美術展は、安倍首相はじめ、芸能界の方など、びっくりするような方々が出展されており、私なんかじゃ役不足と感じてしまいましたが…
でも、本展覧会の趣旨をお聞きして、是非チャレンジしてみたい思い、参加させていただきました。

Q2.『文化人・芸能人の多才な美術展』実行委員会

出品作の「メロン」について質問させていただきます。
作品の油彩画で描かれたワンちゃんですが、タイトルの「メロン」とは、ワンちゃんの名前で一緒に生活されているのでしょうか?
また、どのような時に描かれたものなのか、ワンちゃんについてや、制作にあたってのこだわりやエピソードなども教えていただければと思います。

A2.おもてちゃん

はい、メロンというのは私の実家の愛犬の名前でした。
私が小学校2年生の時、実家にやってきて、それ以来、家族同然にいっしょに暮してきました。
私が成長する過程、楽しい時も辛い時も、いっしょにいてくれた存在でしたが、昨年10月に寿命で亡くなり、今も悲しい気持ちでいっぱいです。
展覧会に出品させて頂く作品を作成するタイミングと重なったこともあるのですが、今、どうしてもこのメロンを作品にしたい、形にしたいという思いで描かせて頂きました。
実は油彩で絵を描いたのは、この作品が初めてです。
締め切りまであまり間がなく、また技術的に稚拙なことは重々承知していますが、メロンとの思い出を思い出しながら一生懸命描きました。
途中、メロンとの思い出に胸が一杯になることもありましたし、うまく描けないことに悩んだりもしましたが、それでもメロンに対する思いは十分描き切れたのではないかと思っています。


Q3.『文化人・芸能人の多才な美術展』実行委員会

絵は小さいころから描かれているのでしょうか?絵を描くきっかけとなったきっかけや、他にはどのような絵(人物、風景など)を描いたことがあるのかも教えて下さい。
また、今後どのようなアート(例えば、油彩画だけでなくオブジェなども含む)に挑戦してみたいかなどを教えていただけますか?

A3.おもてちゃん

油彩画を描いたのは今回が初めてですね。
しかし『絵』自体は小さいころから好きで、落書き程度ですけど、色んな絵やイラストを描いてきました。
私は今、自分で立ち上げたm_mignonというブランドを手掛けていますが、そのデザイン等も自分で行っています。
アート自体は大好きで、今回出品させて頂いた油彩画ももちろんですが、今は書道にも興味があり、ファッションやアートを問わず、クリエイティブなモノに今後も色々と挑戦していきたいと思っています。

Q4.『文化人・芸能人の多才な美術展』実行委員会

今年の『文化人・芸能人の多才な美術展』2020 のテーマですが、2020 年に東京オリンピック・パラリンピックが開催されることを見据え、日本がさらに国際的にも評価される国であってほしいという願いから「絶大なる影響力と愛」をテーマとして開催することになりました。
当美術展の趣旨やテーマについて、おもてちゃんに共感していただいたことなど、コメントしていただけると幸いです。

A4.おもてちゃん

私は海外のイベント等からゲストとしてお招きいただく機会も多々ありました。
そして、海外のファンの方々と接して思ったのですが、日本の文化に関心を持ってくださる方がこんなにたくさんいるんだ、といつも実感させられます。
こうした経験からつくづく思うのですが、言葉や国籍が異なっても、人としての根っこの部分、それこそ『愛』という感情は共通だということも実感しました。
例えば、昨年8月に日韓関係が非常に悪化した際、外務省がソウルで主催する大きいイベントにゲストとして参加させて頂いたのですが、韓国の多くの皆さんは優しく接して下さったことが印象に残っています。
政治や歴史、その他の問題があることは重々承知していますが、人と人が普通にお互い思いやりを持って接していくこと、お互いに少しでも相手のことを理解しようという気持ちが大切だと思いました。

Q5.『文化人・芸能人の多才な美術展』実行委員会

最後に、おもてちゃんの多くのファンの方々へ向けたメッセージをお願いします

A5. おもてちゃん

いつも応援してくださって本当にありがとうございます。
私の作品がまだまだということは自分自身が一番よくわかっていますが、これからもアートや絵画に興味をもって接していきたいですし、今回の出品作品も私なりに精一杯描いた作品です。
ぜひ本展覧会に足を運んでいただき、感想をお聞かせくだされば光栄です。

■おもてちゃん プロフィール

北海道在住の大学4年生。大学で学ぶ傍ら、コスプレイヤー、グラビアタレント、インフルエンサ―として活躍。
また自前のファッションブランド『m_mignon』を展開。その活動はSNSやネットはもちろん、週刊誌等でも取り上げられ、大きな話題になっている。