■ 公益財団法人 文化財保護・芸術研究助成財団

文化財保護・芸術研究助成財団は、文化財の保存及び活用に関する事業の助成、芸術文化の発展に係る研究活動に対する助成及び世界の文化財の保護に関する国際的な協力・交流等を促進することにより、文化財の保護と芸術文化の充実向上を図り、我が国の文化の発展並びに国際相互理解の促進に寄与することを目的とする法人として2010年3月に内閣府より新たに公益財団法人として認定を受けました。
当財団は、これまでにもシルクロード周辺を主とした地域の文化遺産に対する人的・技術的支援や資金援助を行ってまいりました。故・平山郁夫前理事長が提唱されていた「文化財赤十字構想」の精神にのっとり、今後も文化を通しての社会貢献、国際貢献に尽くす所存です。

■ 全国文化財保存技術連合会

わが国における文化財建造物の保存修理は、明治30年の古社寺保存法施行以来、文化財保護事業における重要な施策のひとつとして、今日まで永年にわたり実施されてきました。
これらの国民的文化遺産を守り伝えることに、確かな修理によって貢献することが、私たちに与えられた大切な役割と考えています。

■ 特定非営利活動法人文化財保存支援機構(略称:NPOJCP)

文化財保存支援機構は、人類にとってかけがえのない文化遺産を次世代へ守り伝えていくために保存修復の専門家が中心となって設立されたもので、会員の力を集めて様々な文化財の保全に関わり、保存修復を支援するためのNPOで、活動目標は、関係者間でのネットワークを構築することによる文化財保存修理での相互支援、公共的修理事業時のコーディネイト、文献等のデータベースや教育教材の作成、各種講演会、研修会による技術交流、情報公開など、国内のみならず、海外にまで広く活動しております。理事長は、九州国立博物館館長 三輪嘉六氏。