2020年2月20日
特定非営利活動法人 日本国際文化遺産協会
『文化人・芸能人の多才な美術展』実行委員会
震災復興支援文化財救済活動チャリティー企画
-総勢 85 名が参加し、約 116 点のアート作品を一挙に発表-
第 21 回『文化人・芸能人の多才な美術展』2020 開催
~内閣総理大臣の安倍晋三氏の新作となる書「初春の令月にして気淑く風和ぎ」をはじめ、 スーパー地下アイドル仮面女子センター5 名による初挑戦のアート作品や、ボクシングカメラマンの 福田直樹が撮影した井上尚弥選手の迫力ある KO シーンの写真など、 各界で活躍する著名人の芸術的な才能を一挙に公開します~
特定非営利活動法人 日本国際文化遺産協会(理事長・松岡久美子)と「文化人・芸能人の多才な美術 展」実行委員会(企画:ラリス株式会社)は、2 月 28 日(金)から 3 月 6 日(金)までの 8 日間、羽田空港国際 線旅客ターミナル「TIATSKYHALL(所在:東京都大田区羽田空港2-6-5 羽田国際線旅客ターミナル4F)」 を会場として、俳優、ファッションモデル、ミュージシャン、スポーツ選手、写真家、漫画家、国会議員など、 総勢 85 名(約 116 点)もの美術作品を一堂に紹介する、第 21 回『文化人・芸能人の多才な美術展』2020 を 開催します。
全国を巡回する『文化人・芸能人の多才な美術展』2020 は、今回で 21 回目を迎えますが、日本の文化な らびに経済の発展を願うとともに、2020 年に東京オリンピック・パラリンピックが開催されることを見据え、 日本がさらに国際的にも評価される国であってほしいという願いから、本年は「絶大なる影響力と愛」をテー マとして開催することになりました。
当美術展は、幅広い層の方々に多才な作品を鑑賞してもらい、鑑賞者も創作意欲を掻き立て芸術活動 に挑戦してもらいたいと考え、一人ひとりの誰もが文化の担い手であることを認識していただく場となること を 1 つの目標としています。
平成 11 年から福祉活動支援チャリティーとして開催してきた本美術展は、平成 18 年から文化財保護活動 支援のためのチャリティー企画として実施。平成 23 年には、東日本地域が未曽有の災害に見舞われた後、 風化させることなく「東日本大震災救済応援特別チャリティー企画」として開催しています。
その後、平成 28 年 4 月には、熊本地震などの被害を踏まえ、未だ震災に伴う多くの苦しみと闘う人々と 地域の復興支援を願うと共に、震災で傷つき、壊れた貴重な文化財の修復を行う活動「文化財レスキュー プロジェクト(文化庁)」を支援しようと、「震災復興支援文化財救済活動チャリティー企画」として当美術展を 実施。そして、21 周年を迎える本年は、従来のチャリティー企画としてのコンセプトやテーマは継承しながら、 日本が世界に誇れる若き才能にスポットを当て、芸術・文化の力を日本から世界に向けて発信していきま す。
特に今回は、本年の当美術展のテーマにふさわしい初出展作家として、オリコン 1 位、さいたまスーパー アリーナ単独公演で約 15,000 人を動員するなど、世界を舞台にライブで活躍中のスーパー地下アイドルと して人気の仮面女子がトレードマークの仮面に装飾を施してアート作品を手掛け、自身の感情が豊かに表 現されており、その完成度の高いアート作品はファンのみならず必見で、一般に初公開するほか、チャリテ ィーを目的として会場内にて作品を販売することになりました。
また、「BWAA(全米ボクシング記者協会)」主催の年間フォトアワードで最優秀写真賞を 4 度受賞したボク シングカメラマン福田直樹が 2019 年 11 月の WBSS 決勝 井上尚弥×ノニト・ドネアの試合で対戦し話題と なった最も力強い旬の作品を公開。その 2 点の写真パネルについても、当美術展の会場にて販売します。
このほか、初出展作家として、人気 YouTuber のカンタ(水溜りボンド)は平面の写真を立体的に見せる不 思議な作品「額」や、個性派俳優で知られる吉村界人が 100 号の大作(油彩・ミックスメディア)「独房」、俳優 の山口翔悟によるアクリルの絵画「帰り道」、女優の白石糸の水彩・色鉛筆の「色香」、ベルサイユのばらの 漫画家として知られる池田理代子の本画油彩による「少女」、第 69 代横綱白鵬翔の存在感と力強い書「夢」、 人気コスプレーヤーのおもてちゃん、くりえみ、脳ての 3 名が本格的な絵画を出品するなど、プロ顔負けの 表現力豊かな芸術作品を多数紹介します
更には、政界からは、内閣総理大臣の安倍晋三氏の新作の書「初春の令月にして気淑く風和ぎ」をはじ め、財務省正門の看板の文字を書かれた副総理・財務大臣の麻生太郎氏は新作の書「風雪育人」、幹事 長二階俊博の書「真実一路」と共に幹事長代理林幹雄が書「大樹」を初出展するほか、自由民主党事務総 長 元宿仁は 100 号の大作に挑戦した「ふる里の春」、現職の総理から歴代の総理なども含め、16 名の 方々が参加し、書や絵画などを展示します。
そして、開催初日となる 2 月 28 日(金)には、オープニングテープカットに、仮面女子のセンター5 名となる 川村虹花 楠木まゆ 月野もあ 美音咲月 小島夕佳がゲストで出演します。(当日の都合で木下友里から 小島夕佳にテープカット出演が変更になりました。)
アートは、どのような環境であっても、誰もが平等に与えられる表現の世界であり、その作品が持つ創造 力は、私たちの生活を豊かにしてくれるエネルギー源となります。本美術展を通して、出品作家の創造力な どから生み出された作品の数々、それら作品に込められた強い想いやメッセージを伝え、ご来場いただく皆 様にエンターテインメントの原点に戻り感動を与えられることを願っています。
なお、本美術展は羽田空港国際線旅客ターミナル「TIAT SKY HALL」の会場を皮切りに、順次、全国の美 術館、博物館、国公立文化施設、商業施設、百貨店などを巡回していく考えです。
第 21 回『文化人・芸能人の多才な美術展』2020 の概要
第 21 回『文化人・芸能人の多才な美術展』2020 は、羽田空港国際線旅客ターミナル「TIAT SKY HALL」(所 在:東京都大田区羽田空港 2-6-5 羽田国際線旅客ターミナル 4F)」で開催した後、美術館、博物館、国公 立文化施設、百貨店を会場として、全国を 1 年間で巡回していきます。
また、今年の『文化人・芸能人の多才な美術展』は、「震災復興支援文化財救済活動チャリティー企画」とな るため、チャリティーグッズの販売やチャリティー募金箱を各会場に設置することで、その収益や投入寄金 全額を、文化庁が進める「文化財レスキュー事業」、公益財団法人 文化財保護・芸術研究助成財団に 寄付します。
この度の震災の復興を願うとともに、『文化人・芸能人の多才な美術展』の考え方や活動について、広く 一般の方々に文化の輪を通して拡げていけることを願っています。 文化人・芸能人の多才な美術展」は、文字通り、文化人・芸能人そして国会議員などが制作した絵画を中心 に、彫刻・写真・書・陶芸といった様々な分野の作品から構成されるものです。これまでに世界の著名人、 また歴代の内閣総理大臣や多くの著名な文化人・芸能人のご参加をいただき、お陰様で今年度 21 回目を 迎えます。
幅広い方々に多才な作品を鑑賞していただくことにより、自分の中にある創作意欲を掻き立て、自分自身 が新たな文化の創造者であり、文化の担い手であることを認識していただく場となることを目的のひとつとし ております。
この美術展は、これまでさまざまな時事問題をテーマに掲げ開催してまいりましたが、今回のテーマは 「絶大なる影響力と愛」としました。近年の社会情勢から垣間見える環境保護、核兵器の放棄、平和と安定、 自由で平等な社会の構築などの諸問題に私たちはどう立ち向かい、今何を成すべきかを真剣に考えなけ ればなりません。作者の「表現」を見ると、「人」の存在感から発せられるメッセージが、さまざまな「愛」を形 作るのだと感じます。
今回こうした私たちの思いに共感してくださった各界の方々の素晴らしい作品が新しい試みの羽田国際線 旅客ターミナルに集まりました。東京オリンピック・パラリンピック競技大会を前に、世界から訪れる方々、そ して海外へと飛び立つ方々も含め、多くの方々にこの美術展をご覧いただき、私たちの思いをご理解いただ ければ、こんなうれしいことはありません。
主催:内閣府・特定非営利活動法人 日本国際文化遺産協会 理事長 松岡久美子
-本件に関するお問合わせ先-
「文化人・芸能人の多才な美術展」実行委員会事務局
代表・松岡久美子 ラリス株式会社
TEL:03-5771-6555(代) FAX:03-5771-8833
広報担当 井上